中学受験終了から入学までの生活
ようやく2020年の中学受験も終わり、春からピカピカの中学生という方が多いかと思います。
本当にお疲れ様でした。
第一志望に合格する受験生はおよそ30%と、70%の受験生は第二志望、第三志望に進学されます。
決してこれからの中学生生活、腐らず、折れずに、中学生生活を送ってもらえるよう親御さんもサポートしてあげたいものです。
我が子も第二志望に進学しましたが、勉強?にクラブにエンジョイしてはります。
学校登校日
登校日として何度か進学先に向かうことになりますが、実はこの登校日、とっても大事らしく、ほんまに我が校に入学する気があるのかの最終確認でもあるらしいのです。
中身と言えば、校長先生の話や、制服や体操服などの採寸、うちの場合は算数と英語の課題が出されるという簡単なものですが、無断欠席すると入学辞退とみなされる場合もあるので必ず出席しなければいけません。
当日、門をくぐると名前が掲示してあったのですが
…名前なかったらどうしよ…
一瞬そんなことも考えながら名前を告げて集合場所に向かいました。
やや大きめに買った体操服も今ではジャストサイズ!となりました。来年大丈夫か?
ついでに我が子は電車通学なので、どの電車に乗って、どの駅で降り、何分の電車に乗ればいいかなどのシュミレーションなんかもしました。
小学校通学
当然のことながら卒業式までは小学校も、残り少ないですが登校します。
まずは、担任の先生に「合格しました!」の挨拶に小学校に行かせました。
1月は合格発表の日まで、始業式以外は休んでいたので久しぶりの登校でした。
まだ、受験を控えていた子もいたので、空席がチラホラ有りながらの学校生活が再開です。
泣く泣く我慢していたクラブ活動も再開です。みんなに「お帰り!」と言われたのが一番嬉しかったようです。
家での生活
まずは、合格祈願に行った北野天満宮に「合格ありがとうございました」とお礼参り。
梅の花がチラホラ咲いていたのと、安堵の気持ちが重なり、とっても清々しくお参りできました。
普段の生活というと…
テレビ解禁!
録画していた「笑ってはいけない」など見ることができゲラゲラ笑う日がようやくやってきました。
特に年末年始は「笑えない」日が続いておりましたので…
友達と遊ぶ!
いや〜、よ〜遊んではりました。お泊まり会なんかも開催し、今までのストレス?かどうかは分かりませんが、ギャーギャー!騒ぐ声が家中響いておりました。おいおい、課題終わったんか…
クラブ解禁!
小学生時代から毎日クラブがあるなんて、今時ブラッククラブという声があるかもしれませんが、本人は全く関係なく、ご機嫌さんで参加しておりました。
塾卒業!
もちろんHやNなどのガッツリした塾ではなく、地元の塾に通っていたのですが、こちらも無事卒業。
「◯◯中学合格!」なんて張り紙がしてあったのを確認して、子供と一緒に塾を後にしました。
塾生や先生たちの笑顔が印象的でした。
親
これなんです…親としてもひとつの目標が終了し、喜ばしいはずなんですが、なんとなく手持ち無沙汰になり、ある意味受験ロス。車で送り迎えした塾も終了、通い続けた本屋にも足は遠のき、会話する内容も様変わり。
これが本来の生活なのですが「この空虚な気持ちはアルコールでは癒せなかった…」(チャンドラー風に)、とまではいかないまでもこれから新しいステージに親子共々進むわけです。
本のプレゼント
合格証を中学校からいただき、子供に何か合格祝いをしようと思い、一冊の本、「君たちはどう生きるか」(岩波文庫)を買いました。
中学生、高校生となるにつれ、色んな体験をする訳ですが、決して楽しいことばかりではない、そんな道程、一人の人間としてどう向き合えば良いのかを分かりやすく描かれた本(漫画)を渡しました。
正直、喜んではおらず、「なんじゃこれ」って顔をしてました。最後まで読んだかも分かりません。
もし、最後まで読んでいないのであればそれでも良し、ふと目に入った時にでも読んでもらえたらいいかな、くらいの感じでプレゼントしました。
何かしら、親からの思いが詰まった本をプレゼントするのはいいんじゃないでしょうか。