中高一貫校を選んだワケ
子供に中学受験をさせようと考え出した時からのキーワードは「中高一貫」でした。
慌ただしく2年間が過ぎ去った頃に高校の受験勉強、高校に進学しさらに慌ただしく2年が過ぎ去り大学受験勉強。
地元の中学生たちを見ていると、クラブが終わり、その後おにぎりを頬張りながら塾へ。
帰り時間が夜の9時だったり、10時だったり。
その様子を見ていると、大学に進学する際に、何を勉強したいのが見つけられるのかなとずっと疑問でした。
私自身も過去を振り返って見たときに、「勉強したい学部」よりも「行ける大学、行きたい大学」として受験勉強をしていました。
受験する際、〇〇大学の「法学部」と「経済学部」、滑り止めに「文学部」、こんな発想で受験していました。
周りも大半がそんな感じで「何が勉強したいか」ではなく「どこの大学に行きたいか」になっていたのです。
正直なところ、我が子が進学する大学はどこでもいいのです。
自分がこの勉強がしたい!を見つけてもらった上でやりたい勉強ができる大学で一生懸命になって欲しいのです。
大学で勉強に没頭して欲しいのです。
そしてどんな社会人になりたいかを考えてもらえればと思っていました。
小学生時代よりサッカー選手になりたい!お医者さんになりたい!ケーキ屋さんがしたい!
と目標がある子はほんと素敵ですね。
中学生になった我が子は、まだ漠然としており見つけていない状況です。
そんなのんびり屋でもいつかは社会に出なければいけません。
そのために中間の一回、つまり高校受験を考える必要がなければ通算6年、
本人にとって少し余裕な時間が持て、どんな将来を迎えたいかを見つけることが出来るんじゃないかなと考え、
キーワードとして「中高一貫」を理想としたのです。