併設校なら楽に進学できるのか〜立命館大学
キャンパスが大阪府茨木市にも開設され、3ヶ所のキャンパスとなり、この数年成長を止めない立命館大学。中高もいくつかの合併を行い、元気一杯の立命館です。
2020年の志願者数は関関同立のなかでも立命館大学のみ増えています。経営学部、経済学部、情報理工学部が大きく増加し、初めての100,000人超えと人気が伺えます。
又、一般入試からの入学者が関関同立の中で一番多く、6割を占めており、他校に比べて幅広く学生を集めているようです。
立命館中学校・高等学校
立命館大学への進学率が70%とやや低めと感じますが、立命館高校内で医学系や難関国公立大学への進学を目指すコースが設けられており、毎年、国公立大学や他の私立大学へと積極的外部への進学希望者が一定率います。
立命館宇治中学校・高等学校
立宇治の名前もようやく馴染んできた、立命館宇治高等学校では基本的に平均評定値が一定以上あれば立命館大学に進学、の流れになっています。
もちろん成績により希望の学部に進学できるかできないかとなりますが、立命館大学を第一希望とするならば、中学校からの入学が王道だと思います。
立命館守山中学校・高等学校
立命館守山も、ある程度の基準を満たしていれば立命館大学に進学という流れで、進学率も80%以上と高い数字が出ています。残りの20%は立命館高校と同様に医学系や難関国公立大学への進学を目指すコースが設けられており、積極的外部への進学希望者が一定率いるためです。
初芝立命館中学校・高等学校
立命館大学への進学率が35%程度とかなり低い数字となっていますが、初芝立命館高校の1学年の生徒数が350人前後のうち立命館コースは120人ほどとなっています。つまり、立命館コースのみの120人で考えた場合、立命館大学への進学率は90%以上とほぼ全員が進学したことになります。
立命館大学を希望する場合は、立命館コース一択でしょうか。
まとめ
いずれの系列校に関しても、ある一定以上の成績を確保していれば立命館大学へはゆとりを持って進学できそうです。特に立宇治や立守は立命館中学校よりも比較的入りやすいため通学圏内であれば良い選択かもしれません。
又、上記の中高以外でも、平安女学院中学校(京都府)や育英西中学校(奈良県)も初芝立命館中学校・高等学校のような「コース」として設置されている学校も高い進学率を保っているため視野に入れてもいいかもです。